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入社一年目に部署に配属してもらえなかった件

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入社一年目。どこの部署に配属されることになるか、ドキドキの新入社員も多いことでしょう。
しかし、中小IT企業に入社した私は、約一年いずれの部署にも所属されませんでした。その詳細を書いていきます。

通常の部署決定の時期

4月に入社し、4〜6月までの3ヶ月間は新人研修なるものがありました。
新人研修を終えるとようやく、実際の業務につくことになり、所属も決まってきます。
大体、部署ごとで同じプロジェクトにあたるため、まずは新人が入れそうな業務を与えられ、そのまま部署も決まるといったパターンが多いです。

 

研修後の本社勤務

私とあと2人の同期は、新人研修を終えて1ヶ月間はとりあえず本社勤務となりました。
その間に先輩社員が既に何人も業務にあたっている客先に面接を受けに行き、翌月からそこのプロジェクトに配属されることになりました。
きっとそのプロジェクトの上司の部署に配属されることになるだろうという話で、社内にいる1ヶ月間は所属が未定のままでした。

 

初めての客先常駐

いよいよ初めての客先常駐となりました。
しかし、一向に部署は未定のままでした。

期が一つ上の先輩も一緒だったのですが、その先輩はもともと違うプロジェクトにいて、所属はそのときのままでした。
毎月一回本社に戻って上司と面談をしており、それがとても羨ましかったです。

結局、半年ぐらいそのプロジェクトに携わっていた間、配属が決まることはありませんでした。
上司との面談も、一度もありませんでした。

 

所属が決まらないことの弊害

入社一年目、当然不安なことや不慣れなこと、悩みもたくさんあります。
一つ上の先輩に相談することはありましたが、先輩といえども所詮2年目ですから、上に話を通してもらえるような大きな力はありません。

また、親受けの会社の偉い人も同じ小さな室内で作業していたので、業務中に雑談なんてとても出来ない状況だったことも辛かったです。

当時は有給取得方法など、誰も教えてくれず分かりませんでした。
自由に取得する人が誰もいなかった、といった方が正しいかもしれません。
風通しの悪い職場でしたので、そういったちょっとしたことを気軽に聞ける上司も機会もありませんでした。
当然チューター制度などもなく、安心して誰かに頼ることが出来なく、新人同士でネガティブになる一方でした。

もし所属が決まって、定期的に上司との面談があれば、当時の悩みやストレスは半減されていたのではないかと思います。
面談すら無いのはいかがなものかと思っていましたが、それを相談出来る相手もいませんでした。
正直、一年目にしては酷な現場でしたので、新人たちはどんどんストレスが溜まっていきました。
現に、そのプロジェクトの終了後間もなく、同期の二人は退職してしまいました。

 

所属の決定

初めての客先常駐を終えた一年目の終わりに、私は東京への転勤が決まりました。
そこでようやく、念願だった所属が決定しました。

上京してからは、上司が毎月面談をしてくれましたし、同じ客先では仕事のことからプライベートのことまで相談出来る頼もしい先輩が一緒でした。

ようやく有給の取り方も教えてもらえましたし、東京勤務だとこんなに自由に有給を取れるなんて・・・!と感激したものです。

そして改めて、一年目の環境は酷かったんだなと実感しました。

 

まとめ

どこにも所属されないというのは、宙ぶらりんな状態でとても心細いものでした。
最低限、所属くらいは決めて欲しかったものです。
新人に対してこそ、上司が気にかけてフォローするのが当然だと、今だからこそ思います。

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