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カーネルパニックでMacが起動出来なくなり修理に出してみた

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数週間前のことですが、Macをいつもどおり操作しようとしたら、見慣れぬ黒い画面が・・・。

自力での復旧は無理だったので、修理に出すことになってしまいました。

その時の詳細を書いていきます。

製品情報

  • MacBook Pro (13-inch, Late 2016, Four Thunderbolt 3 Ports)
  • 2016年12月に購入

 

故障状況


画面に「問題が起きたためコンピュータを再起動しました。このまま起動を続ける場合は、いずれかのキーを押すか、数秒間そのままお待ちください」とメッセージが表示されていた。

どうやらカーネルパニックという症状らしい(Mac が勝手に再起動する場合や問題が起きたため再起動またはシステム終了したというメッセージが表示される場合)。

再起動が始まるが、プログレスバーの1/3くらいで落ちてしまう。

セーフモードで起動するも、プログレスバーの2/3くらいでやはり落ちてしまう。

再起動→失敗の繰り返し。

禁止サイン(Mac の起動時に表示される画面について)も数回確認出来た。

 

試したこと

セーフモードでの起動

Mac を起動または再起動して、すぐに「shift」キーを押し、そのまま押し続ける。

参照:セーフモードを使って Mac の問題を切り分ける

PRAMリセット

Mac をシステム終了してから、電源を入れ、すぐに「option」「command」「P」「R」の 4 つのキーを同時に押し、20 秒ほど押し続けてからキーを放す。

参照:Mac で NVRAM または PRAM をリセットする

SMCリセット

  1. Mac がシステム終了したら、内蔵キーボードの左側の「shift + control + option」キーを押しながら、電源ボタンを押す。これらのキーと電源ボタンを 10 秒間押し続ける。
  2. すべてのキーを放す。
  3. 電源ボタンをもう一度押して、Mac の電源を入れる。

参照:Mac の SMC (システム管理コントローラ) をリセットする方法

上記3つを何度か試しましたが、起動出来なく、自力での復旧は泣く泣く諦めました。

 

修理業者の検討

実は愛用していたMac、去年も一度故障していて、その時はApple StoreにあるGenius Barに持ち込みました。

しかし今回は、購入後1年間の保証が切れてしまったこともあり、迷いました。

各修理業者のメリット・デメリットを簡単に比較しました。

Genius Bar

メリット

  • Apple Store 直営店なので安心
  • 家から遠い

 

デメリット

  • 料金が高そう
  • 最短の予約可能日が5日先
  • 修理完了まで時間がかかりそう

参照:Genius Barの予約とAppleサポートのオプション – Apple(日本)

ビックカメラ

メリット

  • Apple 正規サービスプロバイダなので安心
  • 家から近い

 

デメリット

  • 料金が高そう
  • 最短の予約可能日が3日先
  • 修理完了まで時間がかかりそう

参照:Apple製品修理サービス | ビックカメラ

パソコン修理24/スマホドック24

メリット

  • 場合によっては即日修理も可能
  • メーカー修理の約半額
  • 家から近い

 

デメリット

  • 再度故障した際にAppleの修理を受けられなくなる

参照:Mac修理専門店 Mac in dock(マックインドック)

比較検討した結果

迷った結果、非正規修理業者は不安が大きいのでまずは却下。

Genius Barは直近の予約が取れない上、0歳児を連れて二人きりで出かけるには距離があるので却下。

Apple公式サイトの修理のページ(修理 – Apple サポート 公式サイト)から最寄りのビックカメラを選択し、予約を取りました。

 

ビックカメラに修理持ち込み


予約した日時に、Macを持ってビックカメラへ行きました。

念のため電源アダプターも持っていきましたが、必要ありませんでした。

受付で予約していた名前を告げると、カウンターへ案内されました。

用紙に必要事項を記入し、店員さんが動作確認や診断をしてくれました。

その後、奥で中を開けて見てもらったのですが、バッテリーが膨張していることが判明しました。

バッテリーは3年間無償交換とのことで、正規店に持ち込んで正解でした。

しかしバッテリー膨張は直接の原因ではありませんでした。

もしOS再インストールで復旧すれば費用はかからず、それでも駄目なら部品交換になり、62,640円の修理代金がかかりそうとのことでした。無給の身としてはなかなか痛い出費です。

62,640円以上かかりそうな場合は、一旦電話 or SMSで連絡をしてもらうことにしました。

 

ビックカメラからの電話

一度目の電話

Macを修理に出した当日の夜20時過ぎに着信がありました。

内容は、有償での部品交換になるということ、無償でバッテリー交換になるということ、修理完了まで一週間〜10日程度かかり、完了したらまた連絡するとのことでした。

二度目の電話

修理に出して6日後の夜20時過ぎに再度着信がありました。

内容は、修理が完了したので取りに来てくださいとのことでした。

 

ビックカメラでの修理完了

修理完了の連絡を受けた翌日は暑くなりそうでしたので、翌々日に取りに行きました。

以前Genius Barに修理に出したときは郵送してくれたので、少々面倒に感じましたがやむを得ません。

その場で軽く動作確認をしたところ、データはそのまま残っていたので安心しました。

料金は57,888円で想定よりも若干安かったので良かったです。

作業完了報告書を確認すると、

修理内容
1.バッテリーの膨張 2.起動出来ない 以上を確認。
フルシステム診断でメモリーエラー確認。
目視検査実施。
有償にてロジックボードの交換と無償にてバッテリー付きトップケースを交換致します。

部品名
Logic Board,  i5, 2.9,? 16GB, 512GB,ETSI / ¥39,600
Top Case with Battery, JIS, Silver, JPN / ¥-

金額
部品代合計:¥39,600
技術料:¥14,000
配送手数料:¥0
消費税:¥4,288
小計:¥57,888
保証適用額:¥0
ご請求金額:¥57,888

・・・といった内容でした。

 

後日談

数日後、キーボードにどこか違和感が。

before
after


tab、delete、enter、shift、capsの文字が消えている!

というかキーボードも新しくなっていた!!

これまでMacのショートカットのシンボルが覚えられなかったので、新しいキーボードに変わって良かったです。

参照:macOS Sierra: メニューに表示される記号

 

まとめ

今回、Apple正規サービスプロバイダであるビックカメラに修理に出し、お店の対応も問題なかったですし、何より無事に戻ってきて大満足でした。

Genius Barはなかなか予約が取れない、遠くて行きづらい、といった方にはおすすめです。

そして、バッテリーの膨張なのですが、心当たりが大アリでして。。。

ついつい電源を落とさず一日中つけっぱなしにしてしまっていたので、今後はこまめにシャットダウンするよう気をつけます。

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