2018年12月6日、いよいよWordPress5.0がリリースされました。
今回は大幅なアップデートとなり、「Gutenberg」という新しいエディターが搭載されました。
安易にアップデートしても良いものか、悩まれる方が多いかと思います。
そこで、リリースされたばかりの「Gutenberg」を実際に使ってみての、簡単な使い方や感想などを書いていきます。
WordPress5.0の「Gutenberg」を試しに使ってみた
前提
ローカル環境のテスト用サイトで、WordPressを5.0にアップデートして試しました。
テーマは、デフォルトの「Twenty Seventeen」v1.8です。
ローカル環境を作っておくと、今回のように機能などをちょっと試してみたいという場合に便利なのでおすすめです。
WordPress5.0にアップデート
管理画面に通知が出ていますので、「今すぐ更新して下さい」をクリックし、アップデートします。
アップデートが完了すると、以下の画面が表示されます。
タイトルとパーマリンクの設定
さっそく「Gutenberg」を試していきます。
「投稿」から「新規追加」をクリックします。
一目見て、旧エディターとはだいぶフォーマットが異なっていることが分かります。
「WordPress5.0にアップデートしたよ!」と、タイトルを入力してみました。
旧エディターと同様に、タイトルを入力するとパーマリンクも表示されます。
「編集」ボタンをクリックすると、パーマリンクを編集できます。
「保存」ボタンをクリックすれば完了です。
本文の入力
次に普通に本文を入力してみます。
旧エディターと同様に、太字などはアイコンを見て直感的に設定できます。
見出しの入力
見出しはどこから設定するのだろう?と一瞬迷いましたが、「+」をクリックすると、各種ブロックの一覧が表示されます。
「T」のマークの「見出し」を選択します。
見出しを入力し、レベルを選びます。
右側のメニューからも選択可能です。
カラムの設定
ブロック一覧より「カラム」を選択します。
このように簡単にカラムを設定できるのは、「Gutenberg」の優れた点です。
右側のメニューから、カラム数の選択が可能です。
Twitterの埋め込み
ブロックの一覧を見ていたら、「埋め込み」が気になりました。
記事に各種SNSの内容を埋め込めるということなのか確かめるべく、「Twitter」を選択してみました。
アカウントのURLを入力し、「埋め込み」をクリックします。
Twitterのツイート一覧が表示されました。
プラグイン不要で簡単に埋め込むことに成功しました。
画像の挿入
使用頻度が多いであろう、画像を挿入してみます。
ブロック一覧より、「画像」を選択します。
旧エディターとは異なる画面が表示されました。
「メディアライブラリ」を選択します。
これまでと同様に、画像を選択します。
画像が挿入されました。
右側のメニューより、サイズの設定が可能です。
サイズを「25%」に変更してみました。
ワンクリックで簡単にサイズ変更出来るので、旧エディターよりも便利に感じます。
WordPress5.0の「Gutenberg」を試しに使ってみての感想
今回紹介した内容は、事前に何も調べずに、適当に試してみたものです。
ですので、私と同様に初めての方でも、直感的に使用できるかと思います。
とはいえ、私は旧エディターにすっかり慣れていますので、最初はどこに何があるのか分かりづらく、旧エディターの方が良かったというのが第一印象でした。
しかし、噂に聞いていたよりは使いやすかったです。
慣れてくれば、「Gutenberg」の方が使いやすいかもしれないとも感じました。
WordPress5.0の「Gutenberg」を簡単に試してみる方法
WordPressの公式サイトより、新エディター「Gutenberg」をサイト上でお試しすることが可能です。
アップデートを検討している方は、まずは以下よりエディターの使い心地を試してみることをお勧めします。
まとめ: WordPress5.0の「Gutenberg」は悪くなかったけれど・・・
WordPress5.0の「Gutenberg」を簡単に使用してみて、純粋に面白かったです。
プラグイン要らずで様々なことができそうですので、他の機能も試してみたくなりました。徐々にいろいろ試していこうと思います。
しかし、WordPress5.0は大幅なアップデートのため、影響は非常に大きいです。
まだWordPress5.0に対応していないテーマも大半でしょうし、これまで使用していたプラグインが使えなくなる可能性もあります。
慌ててアップデートをせずに、当分は様子を見るのが賢明でしょう。
今回はローカル環境で試してみましたが、当ブログでのアップデートはもうしばらく先にする予定です。