一般的には、退職の1ヶ月前には退職意思を伝えるように言われています。
数年前に退職を決意した私は、客先常駐で勤務していました。
そのため、1ヶ月前では遅すぎると判断し、3ヶ月前に上司に退職の意志を伝えました。
しかし結果としては、3ヶ月後に退職することは出来ませんでした。
その詳細を書いていきます。
退職意思を伝えた時期、実際に退職出来た時期
私が上司に退職の意を伝えたのが、1月の始めでした。
そして実際に退職(パートへの切替)出来たのが、5月末でした。
当初は4月から新しい仕事に就きたいと計画していたのですが、結果的には辞めるまでに5ヶ月かかってしまいました。
3ヶ月前に伝えたのにすぐに退職出来なかった理由
早く退職したかったが度重なる引き止めにあった
噂には聞いていましたが、上司からの引き止めがありました。
直属の上司とは勤務先が異なっていたため、主にメールと電話でのやり取りが続きました。
特にメールだと、上司からなかなか返信が来ないことが多く、退職を長引かせる原因となりました。
勤務先が同じで直接話が出来る環境であれば、もう少し早く話を進められたことと思います。
さらに、引き止めに対する私の回答を上司が本社に持ち帰って社長に伝え、社長からの新たな提案が上司経由で伝えられました。
社長と上司だけでなく、役員の中での話し合いもあったようです。
私が上司に一度回答してから、それに対するさらなる提案が返ってくるまでに、1〜2週間かかっていました。
自社から客先に契約の終了を伝えてもらうのが遅れた
- 3ヶ月後は3月で、ちょうど年度の区切りだった
- プロジェクトが落ち着いている時期だった
上記の理由から、私は3月末での退社を希望していました。
しかし、自社との話し合いが長引いてしまったため、自社から客先へ契約の終了を伝えてもらうのが遅くなってしまいました。
結局、上司から客先へ話をしてもらったのが2月末でした。
さすがにあと1ヶ月で抜けますというのは無理だろうと予測し、退職まで長引くことを覚悟しました。
客先からまだ残って欲しいとお願いされた
当時は客先常駐で勤務しており、元々は3月末で一旦プロジェクトが落ち着く予定で、そのタイミングで抜けることを見計らっていました。
しかし、5月末までプロジェクトのスケジュールが伸びることになってしまったのです。
「どうしても5月末までは残って欲しい」と客先の方にお願いされて、結局5月末まで働くことになりました。
必要とされたことは嬉しかったですし、こちらとしても無理やり辞めることは避けたかったので、後を濁すことなく去れて良かったと思っています。
まとめ:退職3ヶ月前に告げたにも関わらず、予定通りに辞められなかった
余裕を持って退職しようとしたつもりだったのですが、見積もりが甘かったようで、3ヶ月でもなお足りず、半年弱かかりました。
円満退職を望むのであれば、日数には余裕を持たなければなりません。
いつまでに退職したいという日程を決めてあるのであれば、決めた時点ですぐに退職の意思を伝えるのがベストです。
無理やり辞めてしまっては、双方にわだかまりが残りかねません。
自分が考える以上の余裕を持って、退職の意思を伝えるようにしましょう。