前編「においが分からなくなって耳鼻科に行ったら副鼻腔炎だった」では、忙しい会社員だった私が、においが分からなくなって耳鼻科に行き、副鼻腔炎の治療のため通院を始めたところまで書きました。
初めて耳鼻科にかかったのは約3年前のことです。現在の私の通院状況や、病状について、後編を書いていきます。
においを取り戻して副鼻腔炎での通院を止めた
毎日、処方された錠剤の服用と、点鼻薬を続けていくうちに、普通ににおいが分かるようになりました。
さらに、ストレスの原因であった会社員を辞めることとなり、仕事帰りに通っていた病院にわざわざ交通費と時間をかけて通うことも難しくなりました。
耳鼻科でも、「◯週間後にまた来てください」と言われることがなくなっていたため、通院をストップしました。
しばらく鼻の調子は良く、においが分からないようなことはありませんでした。
妊娠初期に風邪を引き副鼻腔炎が再発した
耳鼻科への通院を止めて半年ほど経ったある日、妊娠していることが判明しました。
さらに、妊娠判明した直後、私は軽い鼻風邪を引きました。
風邪は数日で治りましたが、においが分かりづらくなっていることに気づきました。
使用期限内の薬も残っていましたが、妊婦なので安易に使うこともできません。
妊婦でもOKな薬なんてあるのだろうか?と疑問を持ちつつ、耳鼻科で診てもらうことを考え始めました。
引っ越し直後でもあったため、近所の耳鼻科に初めて行ってみることにしました。
診察の結果、やはり副鼻腔炎でした。鼻茸もありました。
妊娠中なので飲み薬はNGでしたが、点鼻薬のみ処方してもらえました。
- ナシビン点鼻・点眼液 0.05%
- 生食注[大塚]
妊婦向けに、①の点鼻薬を②の生理食塩液で薄めた点鼻薬です。
効果は今まで使っていたものに比べるといまいちでしたが、根気よく使い続けていたある日、ふとにおいが戻ってきました。
それでも日によって波があり、妊娠中の完治は諦めました。
産後に副鼻腔炎の治療のため耳鼻科に通い始めた
産後、においを感じづらい日が続きました。
新生児独特のにおいを嗅いでいたかったのと、においが分からずすぐにおむつ交換できないのは問題だったので、耳鼻科通いを再開しました。
授乳中ではありましたが、下記の薬を処方してもらえました。
- メコバラミン錠500「トーワ」 0.5mg
- サンベタゾン眼耳鼻科用液0.1%
①は錠剤で、②は最初の耳鼻科でも処方されていた点鼻薬です。
2〜4週間ペースで通院しているうちに、症状は良くなってきました。
現在は通院はしていません。通院を止めて半年くらい経ちました。
たまににおいを感じづらい日もありますが、基本的に良い状態を保てています。
挽きたてのコーヒーや洗いたての洗濯物の良い香りに幸せをかみしめる日々です。
今も、我が子を抱っこしてクンクンしながら、ブログを書いています(笑)
まとめ:健康第一、自分を一番大切に
私の副鼻腔炎が長引いてしまった何よりの原因は、仕事を優先して自分のことは後回しにしてしまったことでした。
すぐに病院で適切な治療を受けていれば、ここまで長引かなかったのではないかと思います。
仕事が忙しい方は特にですが、たとえ些細な体調不良でも放置しないようにしてください。
どんどん悪化してしまうと、治療費や通院回数も増えてしまいます。
私は、長年ストレスを抱えながら、自分のことは後回しにして働いてきました。
副鼻腔炎になったのは、生き方を見直すようにとの身体からのサインだったのかもしれないと、今だからこそ感じています。
この記事を最後まで読んでくださったあなたも、くれぐれもご自愛くださいませ。