フリーランスで、30代一児の母でもある私は、子どもを保育園に預けず在宅で働く選択をしました。
その結果、子育てしながら働くことの難しさを日々痛感しております。
実際に経験してみて分かった、メリットとデメリットを紹介していきます。
在宅フリーランスの私が子どもを保育園に預けない理由
保育園に預けてまでがっつりフルタイムで働きたくない
私も夫も実家が遠方のため、何かあったときに子どもをちょっとみてもらうということが不可能です。
夫の会社も、育児のために気軽に休みを取れるような雰囲気ではなく、仕事が忙しい時期には深夜残業が続くこともあります。
それもあり、私が本格的にフルタイムの仕事を始めてしまうと、結局私にばかり負担がかかってしまいます。
減っていくばかりの通帳を眺め、私も稼がなきゃという焦りはありましたが、貯金が全く無いわけではありません。
この先もずっと夫の稼ぎだけでは家計が厳しいですが、現時点では家族3人食べていくことに困っていません。
フルタイムで働きつつ、家事も育児もとなると、どれも中途半端になってしまいそうなので、子どもが小さいうちは子育てを最優先することにしました。
在宅フリーランスなので多少の仕事はできる
私は在宅フリーランスとしてITエンジニアの仕事をしてきました。
保育園に預けなくても、簡単な仕事であれば引き受けることが可能です。
だからこそ、わざわざ預けなくてもいいやという思いがありました。
子どもに通わせたい幼稚園がある
私自身、子どもの頃は幼稚園に通っていたため、我が子にも幼稚園に通わせて、教育を受けさせてあげたいという気持ちがあります。
近所に人気の幼稚園があり、評判や方針も良さそうなので、そこに通わせたいと思うようになりました。
同じマンションのお友だち数名も通う予定なので、子どもとしてもお友だちと一緒だと心強いことでしょう。
延長保育制度もあるので、幼稚園に預けている時間にまとまった仕事をすることもできそうです。
在宅で子どもを保育園に預けず働くことのメリット
子どもの成長をいつも見ていられる
子どもは毎日少しずつ成長していき、その成長度合いはとてつもないです。
せめて小さいうちだけでも、子どものはじめての瞬間を、一番近くで見守りたいものです。
保育園に預けないことで、毎日子どもとべったり、毎日成長を感じられています。
仕事はもう少し先でも始められますが、子どもの一瞬はもう戻ってきません。
日々の貴重な瞬間を目に焼き付け、たくさん写真や動画にもおさめています。
子どもが病気しない
我が子は現在1歳3ヶ月ですが、まだ一度も熱を出していません。
これまでにちょっと鼻風邪を引いたことがあるくらいで、とても健康です。
保育園に子どもを通わせているママさんの話を聞いていると、「保育園から呼び出された」「子どもが熱を出してまた会社を休まなければならない」などのケースが非常に多いようです。
それがしょっちゅうでは、ママも子どもも参ってしまうことでしょう。
子どもの保育園代がかからない
私の場合、フリーランスなので、毎月決まった収入を得られる保証はありません。
毎月の収入が保育園代を下回る可能性すらあります。
しかし、保育園に預けなければ当然、保育園代はかからずに済みます。
リスクを抑えつつわずかな収入を得ることが可能です。
在宅での仕事が子育ての気分転換になる
たまに仕事が入ると、気分転換になり楽しいです。
自分自身が子育てに向いていないタイプだと感じているので、完全な専業主婦だとストレスが溜まってしまうことでしょう。
在宅で子どもを保育園に預けず働くことのデメリット
日中は全く仕事にならない
子どもが寝返りをする前までは、日中集中して仕事をすることが出来ました。
しかし動くようになると、もう駄目です。
最近の我が子は、私がワークスペースでパソコンに向かっていると足元に寄ってきて、抱っこを求めて泣き叫びます。
ソファーで膝の上でパソコンを開いていると、画面をよだれのついた指で触ってベタベタにしてきますし、キーボードも連打してきます。
ですので、落ち着いて作業できるのは、子どもを寝かしつけてから寝る前までの数時間だけです。
本格的に仕事をするには、時間が足りなすぎます。
ほとんど稼げない
時間を確保できないので、引き受けられる仕事が限られてきます。
私も今年、いくつかお断りした案件がありました。
ほんのお小遣い程度しか稼げていないので、今年度は赤字になってしまいそうです。
まとめ:稼ぎを求めないのなら在宅で働くのはおすすめ
まともに稼ぎたいのであれば、きちんと子どもを保育園に預けて働くべきです。
子どもを保育園に預けなければ、やれる仕事には限りがあります。
私は睡眠時間を削ってまで頑張った時期がありましたが、翌日眠くてどうしようもありませんでした。
しかし、稼ぎを求めず、スキルや仕事の感覚を維持するためでしたら、在宅で働くことはおすすめできます。
子育てだけしているよりも、生活にメリハリが出てきます。
私は本音としてはもう少し働きたい気持ちはありますが、幼稚園に預けるまでは今の生活を趣味感覚で楽しんでいきたいと思っています。