私はITエンジニアとして客先常駐で勤務していました。
そして新卒入社7年目にしてようやく、本気で転職を考え始めました。
そのきっかけ5つについて書いていきます。
家の購入が決まった
マイホームの購入が決まり、今より都心から離れた地域に引っ越すことになりました。
そうなると、約1時間の通勤時間が、約1時間半になってしまいます。
しかも、客先常駐のため、契約が切れて別の客先へ行くことになれば、勤務地次第ではさらに通勤時間がかかってしまう可能性もあります。
そもそも、今の仕事を一生続けるつもりは無く、家探しも私の通勤は考慮していませんでした。
引っ越したら近場で新しく仕事を探せばいいやとぼんやり考えていました。
35才までには子どもが欲しい
私が転職を考え始めたのは、ちょうど30才になった年でした。
転職をするにはギリギリの年齢だったのかもしれません。
女性の30才は、男性以上に現実と向き合わなければいけない年であるように感じます。
私にとっての壁は、妊娠・出産でした。
子どもがどうしても欲しい訳ではなかったため、結婚してしばらくは夫婦二人でやってきましたが、先延ばしに出来ない年齢に差し掛かってきました。
子どもを産むなら35才までに・・・という思いはありましたが、このままの働き方では仕事も家庭も駄目になると判断し、仕事をセーブしたいと思うようになりました。
目標が見出せない
特に目標を見いだせないまま、7年目に突入していました。
自社の上司を見ていると、忙しそう、大変そう。
同じチームの人を見ていると、毎日愚痴ばかりで幸せそうに見えない。
むしろ、こんな風にはなりたくないと思っていました。
今後30年続いてゆく道に、私のなりたい姿はないのだと悟りました。
なお、人間性だったり、たくさんのスキルを持っていたりして、素敵だなと感じるような人たちは、次々と退職していきました。
社畜のまま人生終えたくない
正社員にも関わらず、4次請けくらいでピラミッド構造の底辺のIT土方としていいように使われることに、次第に疑問を感じるようになってきました。
客先のプロパーや自分よりも待遇の良い他社BPと比較してしまい、劣等感。
周りを見渡せば、社畜ばかり。
私の望む幸せを手にするには、抜け出すしかないと思うようになりました。
我慢の限界
いつかは辞めてやる!と思いつつも、他になりたい職業もないし、転職大変そうだし・・・とズルズルここまで来てしまいました。
小さな不満やストレスは、何年立っても解消されることなく、どんどん溜まっていく一方で、耐えられない段階に到達しました。
もう、我慢するの辞めにしようと決意が固まってきました。
まとめ:本気で辞めたいと思ったときが辞め時
長年辞めたいと思いつつも、きっかけがなくて何年も経過してしまいました。
しかし、待ち続け溜め込んできた甲斐あって、自分の中でベストなタイミングが訪れました。
そのときにどう動くか、覚悟が肝心だと感じました。